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窓ガラスフィルム、外から貼るか?内から貼るか?

いきなり某映画のようなタイトルで失礼します(笑)

窓ガラスフィルムを検討されている方で、フィルムは外側に貼るのか、内側に貼るのかというご質問をされることがあります。

答えとしては、基本的には内側(室内側)に貼ります。場合によっては外側に貼ることもあります。

。。。よくわからないですよね?

そこで今回は、フィルムの外貼り、室内貼りについて、詳しくご紹介していきます。

 

室内貼りする理由

1.フィルムの劣化を防ぐため

フィルムは紫外線や様々な要因によってダメージを受け、劣化していきます。

フィルムの寿命は室内貼りだと10~15年、外貼りだと5~7年と言われています。

 

2.施工のし易さ

フィルム施工の際にはホコリやゴミが天敵です。これはスマホの保護フィルムを貼ったことがある方ならピンとくるかもしれません。ガラスとフィルムの間に入ってしまうと、そこに空気が入って非常に目立ち、仕上がりが悪くなります。外での作業となると、風でホコリやゴミが舞うので、慎重かつスピーディな作業が求められます。

 

3.価格の問題

前述のように窓ガラスフィルムは室内貼りを前提として作られているので、外貼りをする場合には、劣化しにくい加工をされた【外貼り用フィルム】を使用します。このため、フィルム自体の価格が高くなってしまいます。

 

なぜ外貼りの必要があるのか?

ここまで見ると、「じゃあ全部、室内貼りでいいじゃないか」と思いますよね?しかし、そうもいかない理由があるんです。ここでいくつかご紹介します。

障害物

 

これは単純に室内側に障害物があって物理的にフィルムを貼れないパターンです。この写真のように柱等があり手が入らない場合や、重量物で動かすことができない、などがあります。ちなみに手さえ入ればフィルムは貼れる、と熟練者の方は仰っていました。私もそのレベルに達せるまで精進します。。

ガラスの種類

すりガラスで、表面(片面)がボコボコしているガラスを見たことがあると思います。これはいわゆる型板ガラスというものです。普通のフィルムでは貼ることができないため、専用のフィルムを使用します。しかしこのフィルムは種類が多くないため、外貼りフィルムも候補に挙がってきます。

室内の環境

フィルム施工にはホコリやゴミが天敵ですが、これが著しく良くない環境の場合もあります。めったにないですが、例えば粉を扱っている工場で常に粉が舞ってしまっている、ペットの毛が常に舞っている、などです。

熱割れ

詳しくはこちらの記事で紹介していますが、室内貼りだと熱割れリスクが高くなってしまう、という場合です。大きい窓やペアガラス、網入りガラス等、また外的要因(日光の当たり方、影のでき方)によって、どうしても熱割れリスクが出てくる場合があります。そのため必ず熱割れ計算を行い、適正なフィルム、工法を提案していますので、外貼りフィルムを選択することがあります。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?基本的には内側(室内側)に貼ります。場合によっては外側に貼ることもあります。

というのがご理解いただけたかと思います。その判断はお客様自身でするのはどうしても難しい部分がありますので、まずはお問い合わせ・現地調査をご依頼いただければ幸いです。

 

 

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