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窓の結露対策!ガラスに水滴がつく原因や防止する方法を解説

結露対策が必要な窓

 

窓ガラスに水滴がつく現象を「結露」と言います。結露を放置すると住宅に悪影響を及ぼすため、対策をして水滴を防止するのが大切です。この記事では、窓に結露ができる原因や住宅への影響を解説し、窓ガラスの結露対策も紹介します。

この記事を読むための時間:3分

窓に結露ができる原因

窓に結露ができる原因は、窓ガラスと部屋の空気の温度差です。空気には水蒸気が含まれており、温度が高くなればなるほど、含める水蒸気量が多くなります。しかし窓ガラスの表面は外気によって冷えているので、暖かい部屋の空気が一気に冷やされて、空気中に含めなくなった水蒸気が水滴になります。

窓の結露を対策しないとどうなる?

窓の結露対策をしないと、以下の2つの影響があると考えられます。

 

  • 住宅が傷みやすくなる
  • カビが発生する

 

それぞれについて解説します。

住宅が傷みやすくなる

窓の結露を放置すると、窓枠やサッシなどに水滴が浸透して傷みやすくなります。建材が傷むと修理などに費用がかかるので、住宅を長持ちさせるためにも、窓の結露対策を行うのが大切です。

カビが繁殖する

窓の結露を放置すると、水滴や湿度によりカビが繁殖しやすくなります。カビが生えると住宅の傷みにつながるだけでなく、空気の質が悪くなるので具合が悪くなる恐れがあります。

窓の結露の対策方法

窓の結露の対策方法を、7つ紹介します。

 

  • 部屋の湿度を下げる
  • 窓ガラスに緩衝材を貼る
  • アルコールスプレーを吹きかける
  • 結露防止グッズを使用する
  • 除湿機を導入する
  • 二重窓にする
  • 断熱フィルムを貼る

部屋の湿度を下げる

結露は空気中の水蒸気が冷やされて水滴になる現象です。部屋の湿度を下げると、空気中の水蒸気量が減るため、冷やされても結露が起こりにくくなります。湿度を下げるには、クーラーの除湿機能を使う、窓を開けるなどの方法があるので、部屋の状況に合わせて行うと良いでしょう。

窓ガラスに緩衝材を貼る

窓の結露対策では、プチプチやスポンジなどの緩衝材をガラスに貼るのも効果的です。緩衝材を貼ると窓の表面に空気の層ができるため、ガラスが冷えるのを防ぎ、水滴がつきにくくなります。しかし窓に緩衝材を貼ると外の景色が見えにくくなるだけでなく、見栄えも悪くなるのがデメリットです。

中性洗剤を吹きかける

窓の結露対策では、中性洗剤をガラスに吹きかけるのも効果的です。中性洗剤に含まれる界面活性剤には水を弾く効果があり、窓ガラスに吹きかけると水滴を弾いて付着しにくくします。行う際は、水と中性洗剤を10:1の割合で混ぜたものをスプレーボトルに入れて、ガラスの表面に吹きかけるだけで完了です。窓の掃除にもなるので、ガラスを綺麗に維持したい時にも良いでしょう。

結露防止グッズを使用する

窓ガラスの水滴には、以下の結露防止グッズを使用するのも効果的です。

 

  • 結露防止シート
  • 結露防止スプレー
  • 結露防止テープ

 

結露防止シートは、窓ガラスに貼る透明なフィルムタイプのグッズです。貼り付けると窓が冷えにくくなり、部屋との温度差を減らして結露の発生を抑える効果があります。

 

結露防止スプレーは中性洗剤と同様に、水滴を弾いて結露を防止するアイテムです。結露防止テープは、水滴が溜まりやすいサッシや窓ガラスの下部に貼り付けて、水滴を吸収するアイテムです。使用方法や効果は商品ごとに変わるので、窓ガラスの状況に応じて使い分けると良いでしょう。

除湿機を導入する

窓の結露対策では、空気中の水蒸気を減らすため、除湿機を導入するのも効果的です。除湿機を使用すると、部屋の湿度を適切に管理できて、結露対策だけでなく過ごしやすい環境を作れます。しかし、使用している最中は電気代がかかるので、日常的に使用するのは金銭的に負担になる場合もあるでしょう。

二重窓にする

窓の結露対策では、二重窓にするのも効果的です。窓が外側と内側で2枚あるため、内側の窓ガラスが冷えにくくなり、結露を防ぐ効果があります。しかし、工事には費用がかかるだけでなく、賃貸物件では施工できない場合もあるため、行う際はよく検討しなくてはなりません。

 

断熱フィルムを貼る

断熱フィルムを貼ることで、結露の発生を抑えられることがあります。これは室内の温度とフィルムを貼った窓の温度差が少なくなるためで、多くの報告例があります。しかしフィルムメーカーが公式に謳っているわけではないので、環境によって効果は変わってきます。

試しに一か所だけ貼ってみて、効果があれば追加で貼ることをおすすめします。

 

窓は結露対策をしてカビを防ぎましょう

窓の結露を放置すると、カビが発生して住宅が傷みやすくなるため、対策をする必要があります。結露対策には、部屋の湿度を下げる、窓に緩衝材や結露防止シートを貼るなどの方法があり、部屋の状況に合わせて行うのが大切です。窓は適切な結露対策をして、カビを防ぎましょう。

 

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